わが家の犬育てバイブルです☆
ルーサーママです。うちはルークとサーラの2頭のワンコがおりますが、やっぱり犬も人と同じで性格も好みも全然ちがいます。私は、直感的な感じでこの子たちと接していましたが、うちのパパは理論派で(そこがめんどくさいことも・・笑)
紀伊国屋書店で何時間も犬の本を読みあさってきて、「この本がとってもわかりやすくて納得できる!」と買って来たのが、『マンガでわかる 犬のきもち』でした。
「え!?結局マンガなの?」と微妙な気持ちで、パパの選書能力を疑いつつページをめくると・・・
そこには、私たちが初めて知る知識の詰まった素敵な内容が書かれているのでした。以来、この本はわが家の犬育てバイブルとなりました。内容をご紹介しますね。
イラストレーター×哺乳動物学者コラボによる骨太の中身
まずは、この本なんといっても描き下ろしマンガが面白いんです!『柴犬さんのツボ』シリーズでおなじみのイラストレーター、影山直美さんが描く1テーマ1ページのマンガは思わずクスッと笑ったり、「わかる!わかる~!」と激しく同意したりできる面白いストーリー。全部で85の犬の心理を学ぶことができるんです。
見開きの右ページがマンガ、そして左ページが哺乳動物学者の今泉忠明先生の生態学に基づく解説がとってもわかりやすく、先生ご自身が愛犬家ということもあり、犬愛に溢れているんですよね♪
たとえば、本書の第2章に【うちの子はおバカ?】の”「ピンポーン」が合図”というストーリーがあります。
『家のチャイムが鳴るとよそ者がやって来ることを覚え、チャイム音だけで吠え出す犬がいます(これ、うちのルークじゃん!)。それに加えて、宅配便など玄関先だけで帰る人の存在は、「室内に入らなかったのは、ボクが吠えて追い払った手柄だ!飼い主さんを守れたぞ!」などと勘違いしてしまい、行動を強化させてしまうことがあります。この行動が番犬として役に立った時代もありましたが、現代では近所迷惑になることのほうが多く、ご近所トラブルの種になることもあります。(ああ・・ルークは私たちを守ってくれたつもりなのね。どうりで、しっぽ振ってドヤ顔なわけだ)』といった感じで、犬の心理を丁寧にわかりやすく解説されています。
あらゆるオーナーさんにおすすめの1冊
この本の良いところは、マンガのストーリーが犬を愛する3家族の生活で構成されています。
サラリーマンと主婦と柴犬のコタロウが暮らす佐々木家、初めて犬を飼う老夫婦とトイ・プードルのモコが暮らす山城家、そしてパパ、ママ、小学生の息子と高校生の娘、ラブラドール・レトリーバーのレオンが暮らす小林家。読者の犬との関わる環境は様々なので、それに合わせて3パターンの家族構成で書き下ろしたマンガには、読者への温かい思いやりも感じることができました。
犬の気持ちが今よりもっとよくわかる!そして、犬の心理を意識した適切なしつけにも役に立つ♪そんなおすすめの1冊です☆